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息子の中体連の試合を見てきました!

長野県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/OPPORTUNITY BOARS

杉山嵩樹

 

先月息子のバスケの試合を応援しに行ってきました。

 

息子の名前は、るいです。

 

るいと初めて会ったのは、るいが小学校4年生。

僕はまだ選手として活動していて、リーグ戦真っ只中でした。

 

るいは、バスケットを小学校3年生から始めて毎日練習に励んでいました。

 

OFFの合間に練習試合に応援に行ったり、またるいもホームゲームの時は

僕の試合を応援に来たりと、本当に刺激をもらっていました。

 

僕は、るいが車の中で言った『嵩樹くんみたいになるにはどうしたらいいの?』

 

という言葉を今でも覚えています。

小学生の頃は、はっきり言って足を引っ張るばかり

相手のエースにコテンパンにやられ試合中によく泣いていました。

間違いなく1番怒られていました。

 

それでも練習には必ず行っていました。

仮病は1回も使ったところ見てません。笑

 

中学に行ったら、泣き虫だったるいがなんとキャプテンに!!

 

中学に入ってから、コロナで満足に部活も出来ずにもどかしい思いばかりでしたが

『嵩樹くん、トレーニング教えてよ!』

『今日部活でさ・・・・』

『キャプテンって何したらいいの?嵩樹くんはどんなキャプテンだった?』

車の中では、毎回部活の話。

 

色々悩んでいること、思うようにいかないこと

葛藤しているところが沢山見られたけど、それも本人が一生懸命向き合おうとしている

のがわかり、成長したな!と感じることができて本当に嬉しかったです。

 

県大会を目指していたけれど、準々決勝で敗退。

本人も足の痙攣でベンチに下がってしまい、悔いの残る結果だったと思います。

 

なんて声をかけたらいいのか、少し悩みましたが・・・

僕は『いい勉強になったな!でも、それでは俺みたいにはなれないな!

完全に相手が努力も気持ちも上だったな』と声をかけました。

 

『わかってる!』と必死に泣くのを堪えて一言言った後に

 

『やっぱり、トレーニングもシューティングも足りなかった。帰ってからやるか!』

とるいが言いました。

 

負けから学ぶことも沢山ある。

勝ち続けることの出来る人間は極一部。

 

ほとんどの人が負ける。それでも、前を向けるか向けないか。

次に向かって一歩を踏み出せるのか。

 

そこがスポーツの一つの価値だと僕は思います。

 

るいは、次はクラブの大会で全国を目指して頑張ると前を向いています。

 

そしてクラブでもキャプテンを引き受けました。

今度こそみんなを勝利に導けるキャプテンになれ!!

 

 

話は変わりますが・・

背番号が選べると聞いていたので何番にしたの?と聞くと

 

何も言わずに、ユニホームを置いていきました。

 

番号を見たら、僕の現役時代と同じ番号の『10番』でした!!

 

可愛いとこありますよね!!!!

 

るい!お前はもう俺よりも十分立派だよ!

 

僕も負けてられませんね。

 

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