長野県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/ BOARS
杉山嵩樹
どんな声を出せばいいのかわからない・・・
学生バレーボールで『声』を出せと良く耳にしませんか?
僕も実際に良く口に出しています。
声を出せという言葉の裏には指導者の沢山の思いが詰まっていると思っています。笑
それが雰囲気を示していることもあれば、声を出していれば防げたであろうミスに対しての声を出せなど様々だと思います。
僕が指導をしているチームではどんな声を出していいのかわからない
子供達は皆いいます。
最初はなぜ声出しができないのだろう・・・
声を出すだけなんて簡単だろと・・・
しかしそれが間違いでした。
今すぐ出せる声と、そうでない声
冒頭でも書いたように、なんで声出しができないんだ・・・
常に疑問に思っていました。
しかし、自分の今までの経験をさかのぼると、2種類に分けることができると思いました。
それが『今すぐに出せる声』と『そうでない声』
今すぐ出せる声とは(ボールを取る前にOKと意志を示す声、得点をしたときに喜ぶ声、ブロックの時にタイミングを合わせる声など)特に考えることを必要としない声のこと。
逆にそうでない声とは(セッターが1本目に触った時に誰がトスを上げるのか、ショートサーブは誰が取るのか、間のボールは誰が取るのかなど)これから起こるであろうことを想定して次のプレーを準備する声がけのこと。
この2種類に主に分類される。
声も立派な技術
バレーボールをやっている人は一度はきたことがある言葉ではないでしょうか?
声一つで防げるミスがあれば、得点につながることもあります。
だからこその技術なんだと思います。
しかし、この声出しを簡単な技術、誰でもできることとして扱われがちだと感じています。
でも、沢山のチームが声が出ないと悩んでいます。
それは、経験が浅い子供達には難しいからです。
僕も今では沢山の指示も出せれば、事前に起こるであろうことを何パターンか事前に準備をし備えることができます。
しかしそれは、沢山の経験を積んできているからできるのです。
沢山の失敗から学んだからこそリスクに対して準備や、この展開でこうなるであろうなど予測を建てられるようになったと思っています。
今すぐに出せる声を出していないことに関しては注意をすることは大切ですがそうでない声に関しては、指導者が先回りをして声を出してあげたり、練習時に細かく場面に分けて説明し一つ一つ伝えて行くことが必要だと僕は思っています。
BOARS U15は経験豊富な元Vリーガーが自身の経験を活かしながら子供達にコーチングをしています!
下記のリンクやインスタグラムより活動の様子や詳細が記載されていますので、是非ご覧ください。
https://nexwaysc-boars.com/opportunity-boarsvolleyballteamu-15/