長野県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/OPPORTUNITY BOARS
杉山嵩樹
昨日の練習のことです。
ボアーズに通っている子から、『コーチ・・・』
目にいっぱいの涙を溜めながら、自分はチームの足を引っ張っている。
周りは上手いのに自分だけが下手くそなんですと、話をしてきてくれました。
みんなもこのような気持ちになったことありませんか?
僕は、高校生の頃に1人だけ下級生としてレギュラーだった頃に常にこの心境でした。
なので話をしてきてくれた子の気持ちはとても理解できました。
僕は、この子の仕草や練習を見ていてすごく気になるのが、とにかく謝っているです。
いいトスをあげてもごめん。
スパイカーのミス=自分のミスになってしまっています。
もう自分のことを信じることもできなければ、認めることさえもできていません。
そこで必要なのが、コミュニケーションだと僕は思っています。
今のトスもう少し伸ばす?
ネットから少し離す?
もう少し早くする?
このように次につながる声がけができれば、修正すべき点が明確になりますよね。
それをせずに、『いいトスをあげなきゃ』と気持ちばかりが焦ると力みが出て
ドリブルをしてしまいさらに自信を失ってしまいます。
セッターというポジションは必ずボールを触ります。
その中で100%完璧に!!は不可能に近いと感じています。
まずはチームメイトがどんなトスが好きなのか?
また、『緊張していてトスが高く上げるのが怖いから、少し早めに入ってきて』など、
仲間へ一言声をかけることが大切なんだと僕は思います。
僕は、『今日レセプションが返らないから、アタックラインのところに高くあげとくから、そこからの展開をお願い』と、よく言っていました。
全部を背負いこむ必要はありません。
チームなのだから、仲間を頼ろう!!
そうすることで気持ちにゆとりができてくるのだと思います。
そして、自分のプレーに高望みをせずに、今ある力を出し切ることに集中をしましょう!!
ネガティブ思考は体を萎縮させてしまいます。
上記のように自分の今の力を知った上で、全てを出すことだけを意識をする、
仲間を頼る、練習中にコミュニケーションをとる。
ここを意識てきに行なってみてください。
君ならできる!